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課題解決事例
工程材料
CASE 1
版の「液溜まり」を効率よく改善し生産性向上
課題
電子部品を製造する工程で、原材料にスクリーン印刷を行います。大量生産のため、スクリーン印刷と版のクリーニング工程を製造ラインに組み込んでおり、いかに短時間で版を清掃できるのかが重要となります。
スクリーン印刷の版にはインクの「液溜まり」が起き易く、除去する作業により生産性や印刷精度がおちる課題がありました。
版の清掃には他社の粘着付きフィルムを使用しておりましたが、粘着力が弱すぎると「液溜り」が十分に除去できなかったり、反対に強すぎると版を巻き込んだりしてしまう問題が発生します。何か良い改善方法がないか相談をさせてもらいました。
提案商品
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プロセスタ
「液溜まり」を綺麗に除去しながらも、版の巻き込みのない仕様の粘着フィルムを探すため、何種類かのサンプルを検証し、トライ&エラーを繰り返しながら、進めていくことをご提案させていただきました。
導入後の効果
時間はかかりましたが、精密部品を印刷する版の薄さに対して、最適なバランスを持つ粘着フィルムを見つけることができました。これにより、効率よく「液溜まり」を除去し、印刷精度も維持することができました。生産性の向上にもつながり、満足しています。
桜井だからできること
粘着フィルムは被着体の基材との相性も非常に重要となります。多数の粘着製品を扱ってきた実績と経験から、様々な基材や粘着剤を組み合わせる事で、お客様のニーズにお応えすることができます。
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