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課題解決事例
クリーンペーパー
CASE 3
導電性のある無塵紙で品質&コストの両立
課題
ウエハー出荷及び社内保管時に、製品保護用としてフィルム基材の合紙を使用していました。フィルムは耐久性があるため、リユースを前提としていましたが、全量回収する事ができなかったためコスト高に悩んでいました。
従来のフィルム基材と同性能で、1WAYの使用でもコストダウンの図れる素材を探していました。求められる品質は、発塵がない・静電気対策がされている・コストがフィルムより安価・1WAY使用などの条件にあう素材があるか、相談をさせてもらいました。
提案商品
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ASスタクリン
従来の合紙タイプとなるスタクリン(無塵紙)NBシリーズで、ご評価を頂きましたが静電レベルは10×11Ωとなるため、お客様のご要望には応えられませんでした。
そこで、特殊な導電性繊維を練り込んだ無塵紙を考え、これをフィルムに変わる新基材としてご提案しました。
導入後の効果
ASスタクリンをサンプル段階から検証することで、運用上でも問題が起きないことを確認できました。フィルムに比べてコストを削減することができ、品質を維持しながらコストパフォーマンスが向上する結果となりました。
また、特殊な電子線照射時の唯一使用可能なスペーサーとしても重宝しています。
桜井だからできること
スタクリン(無塵紙)に導電性能を持たせる新たな商品を開発できました。お客様の課題に対して、専任営業の企画開発力と、スタクリンというブランドを持つ桜井だからこそ、お客様の要望に応えることができたと考えています。
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