top of page
課題解決事例
ラベル
CASE 6
ノンシリコンラベルで歩留まり向上に貢献
業種:ハードディスクメーカー
課題
ハードディスク業界は、製品の歩留まりを上げる為にシリコンが含まれる副資材は使用できない製造工程となります。ラベルについても同様で、シリコン成分が含まれていると製品にダメージを与えてしまいます。また、フィルム基材のラベルでは剥がす際に、剥離帯電により静電気が起きてしまうリスクがありました。
これらの問題を解決するラベルがないか相談をさせてもらいました。
提案商品
-
ノンシリコンラベル
通常のラベルは、貼り付け作業で剥がす剥離紙側にシリコンを使用しています。今回の課題ではシリコン成分が問題となるため、シリコン不使用でも十分な剥離性を持たせた特殊仕様のラベルを提案させていただきました。また、ラベルを剥がす際に発生する静電気を防ぐため、剥離帯電が起きにくい無塵紙のスタクリンを基材に使用しました。
なお、一般的なノンシリコンラベルは粘着力が弱い製品が多いのですが、今回は別注で粘着力をある程度持たせた仕様にしております。
導入後の効果
無塵紙のノンシリコンラベルに変更することで、シリコンの混入と静電気発生リスクの2つの課題を解決することができました。
ラベルの変更のみで作業工程などは従来通りだったため、現場に負担をかけずに歩留まりの向上となり、非常に助かりました。
桜井だからできること
表面基材、粘着剤、剥離紙のすべてにおいて特注となる対応を一から行うことができます。
グループ会社を含め、それぞれの分野に特化した企業とのネットワークがあるからこそ、専門的観点から成果品を提供することが可能です。
bottom of page