アクセサリーが変色する要因とは?予防法の種類や対策ポイントを徹底解説!
- 2月27日
- 読了時間: 6分

目次 2. アクセサリーの変色防止対策ができるグッズの種類とその特徴 ┗ スプレータイプ ┗ 液体コーティング剤 ┗ クロスやシートタイプ ┗ 保管ケースや袋 3. アクセサリー素材別の変色対策ポイント ┗ シルバーアクセサリー ┗ ゴールドアクセサリー ┗ メッキアクセサリー 4. おわりに |
美しい輝きを放っていたアクセサリーが、いつの間にか色が変わっていた。そんな経験はございませんか?
アクセサリーの変色は決して不思議な現象ではなく、私たちの身の回りのさまざまな要因によって引き起こされる化学的な変化なのです。
本コラムでは、アクセサリー・ジュエリーに発生する変色の原因を踏まえ、変色防止対策品の種類や対策ポイントを解説いたします。
アクセサリーが変色する要因とは?
金属に変色が起きてしまう要因として代表的なものは「酸化」と「硫化」です。
肌から分泌される汗や皮脂
肌に使用していた化粧品に含まれる成分
空気中に存在する酸素や硫黄水素
温泉に含まれる硫黄成分
日常的に過ごしているだけでも、さまざまな場所に変色の要素が存在しています。そのため、常日頃から適切な保管をしていないと変色が起きてしまうのは、当然の現象なのです。
アクセサリーの変色防止対策ができるグッズの種類とその特徴
では、アクセサリーを変色から守るためには、どのような対策グッズを使用すればよいのでしょうか。
今回は、特に使用されている4つのタイプをご紹介いたします
・スプレータイプ
【特徴】手軽に使え、薄い保護膜を形成します
【用途】小さなアクセサリーや広範囲に吹き付けたい場面
【使用上の注意点】空気中に飛散するため、換気の良い場所で使用することが望ましいです。また、吹き残しがないよう均一に吹き付ける必要があります
・液体コーティング剤
【特徴】耐久性が高く、より強力な保護膜を形成します
【用途】アクセサリー表面の保護
【使用上の注意点】塗布した液体が乾燥するまでに時間を要します。また、塗りムラがあると効果を最大限に発揮できない場合があるため均一に塗る必要があります
・クロスやシートタイプ
【特徴】手入れがとても簡単で、変色防止効果以外にも研磨効果を兼ね備えた製品もある
【用途】軽い変色への初期対応や日常的なお手入れ
【使用上の注意点】強く擦りすぎるとアクセサリーを傷つけてしまうため適度な力加減で行う必要があります。また素材によっては使用できない場合もあります
・保管ケースや袋
【特徴】密封することで変色要因との接触を防ぐ(製品によっては乾燥剤や変色防止剤が付属している仕様もある)
【用途】長期的に保管したい、または複数のアクセサリーをまとめて保管したい場面
【使用上の注意点】定期的な換気や同梱している乾燥剤の交換が必要になります
アクセサリー素材別の変色対策ポイント
実は、ひとえにアクセサリーと言っても、使用されている素材によって変色の主な要因や対策ポイントが異なるのをご存じでしょうか。
素材の特性を理解した上で、適切なケアと変色防止対策を行うことで、お気に入りのアクセサリーをより長く美しい状態で楽しむことができます。
今回は主要な3つのアクセサリー素材についてまとめてみました。
・シルバーアクセサリー

【変色の主な要因】
独特の輝きをも、クールな印象を与えるシルバーは、変色が進むことで素材表面に黒い膜を形成することがあります。これは、空気中の微量に存在する硫化水素ガスと銀が化学反応を起こすことで「硫化」し、少しずつ黒ずんでいきます。温泉地や排気ガスの多い場所では、特に硫黄の成分濃度が高いため、進行しやすい傾向にあります。
【対策ポイント】
①硫化防止剤を使用する
シルバー専用の変色防止スプレーや液体コーティング剤を使用することで硫化犯行を防ぐことができます。
②温泉や入力時に注意する
温泉の硫黄成分や入浴剤の成分が硫化を促進する可能性があるため、入力時は必ず外すことが大切です。
③長期間使用しない場合は袋に入れておく
空気中にも微量に硫黄成分が含まれているため、使用しない時間はなるべく空気との接触を遮断できるように保管することで輝きを長く保つことができます。
・ゴールドアクセサリー

【変色の主な要因】
金単体は変色しづらい金属に分類されますが、100%純金でない場合(他の金属が含まれる合金など)は、金以外の金属が汗や皮脂、化粧品、香水に含まれる成分と化学反応を起こすことで「硫化」または「酸化」し、赤茶けたような色に変色していきます。ポピュラーな18金・K18・750といったアクセサリーは、75%の金で作られているため、変色が起こることを念頭に置く必要があります。
【対策ポイント】
①使用後の拭き取り
柔らかい布で優しく汗や皮脂、付着する化粧品などを拭き取ることが大切です。安易に研磨剤を使用すると金属表面に余計な傷がついてしまうため注意が必要です。
②変色防止剤を使用する
デリケートな素材にも使える変色防止スプレーや液体コーティング剤を使用することも効果的です。
③長期間使用しない場合は袋に入れておく
空気中にも微量に硫黄成分が含まれているため、使用しない時間はなるべく空気との接触を遮断できるように保管することで輝きを長く保つことができます。
・メッキアクセサリー

【変色の主な要因】
高級感あふれる光沢感に仕上げるメッキコーティングは、「酸化」または「硫化」によって変色する他にも、メッキ剥がれが起こり得る可能性があります。メッキが剥がれてしまうと、光沢感が不均一になってしまう以外にも、下地の金属が露出してしまい、金属の酸化や腐食が促進する傾向にあります。
【対策ポイント】
①摩擦や衝撃を避ける
強い摩擦や衝撃を与えることでメッキが剥がれてしまう可能性があるため、取扱いに注意する必要があります。
②変色防止剤を使用する
薄く均等に塗布できるスプレータイプの変色防止剤で保護することも有効です。ただし、厚塗りするとムラができてしまうため、注意が必要となります。
③長期間使用しない場合は袋に入れておく
空気中にも微量に硫黄成分が含まれているため、使用しない時間はなるべく空気との接触を遮断できるように保管することで輝きを長く保つことができます。
4. おわりに
いかがでしたでしょうか。
素材別に対策ポイントを紹介させていただきましたが、それぞれの素材に対して分けてお手入れするのが面倒くさいと感じる方におすすめなのは、素材に関係なく使用できる変色防止袋「コロージョンインターセプト」です。
「コロージョンインターセプト」は、あらゆる金属を軽く拭いてからチャック付き袋にしまって保管するだけで、約3年間変色や腐食から防ぐことができます。袋は何度出し入れしても繰り返し使用可能。化学薬品を使用していないので、金属の光沢や質感を損なう心配もありません。
大切なアクセサリーを綺麗な状態で長く維持していただくためにも、ぜひ、変色防止対策を日々行ってみてはいかがでしょうか。
執筆者紹介
第三営業部 開拓・開発グループ
防錆フィルム「インターセプトテクノロジー」販売の中核部門として活動。防錆管理士が在籍。2023年7月にインターセプトテクノロジージャパン㈱より事業譲渡を受け、日本総代理店として米国EMI社とパートナー契約を締結。現在、国内はもとよりアジア各国へ販売展開中。


