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LEDUAL(リデュアル)導入事例インタビュー

  • 21h02m01
  • 8月29日
  • 読了時間: 7分

更新日:9月26日


「猛暑対策展」から始まった、えひめ飲料とアイリスの「明るい工場」への道


2018年夏、「猛暑対策展」での出来事が、今日の「明るい工場」へと繋がりました。

遮熱シート「冷えルーフ」を展示していた私たち桜井のブースに、アイリス株式会社様が立ち寄ってくださったことが、すべての始まりです。この出会いが、後に株式会社えひめ飲料様の工場を訪れるきっかけとなりました。


今回は、この出会いを機にLEDUALの販売パートナーとなられたアイリス株式会社様と、実際にLEDUALを導入された株式会社えひめ飲料様にお話を伺いました。製品導入に至るまでの経緯と、導入後の確かな効果について、詳しくお伝えします。


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目次



1. 「冷えルーフ」が結んだ、えひめ飲料様とLEDUALのご縁

社長interview
アイリス株式会社 代表取締役社長 柴沼様

アイリス株式会社 様

2018年頃、えひめ飲料様の茨城工場から、夏の暑さ対策についてご相談をいただいたことが、この物語の始まりです。解決策を求めて「猛暑対策展」へ足を運んだ際、私たちは桜井さんのブースに立ち寄り、出会いを果たしました。

その場で「冷えルーフ」の説明を受け、後日、桜井さんを連れてえひめ飲料様を訪問。その際に、工場での実績が豊富だという「LEDUAL」についてもご紹介いただきました。

えひめ飲料様の茨城工場では、長年夏の暑さに悩まされていましたが、照明のLED化も以前から検討されていました。しかし、一般的なLEDへの交換は、照明器具本体の交換や電気工事、そして生産ラインの停止が必須だと考えていたため、費用と手間を理由に踏み出せずにいました。

そんな中、LEDUALが生産ラインを止めずに、電気工事なしで交換できると知り、大変驚きました。



2. 決め手は「工事不要と品質の高さ」~LEDUALの魅力とは~

株式会社えひめ飲料 様

最初は本当に電気工事が不要なのか半信半疑で、まずはテスト的に数本購入しました。実際に交換作業をしてみると、蛍光灯本体の交換工事が不要で、LEDUALのランプに交換するだけという手軽さに驚きました。この手軽さが、本格的な採用を決めた一番の理由です。


アイリス株式会社 様

「LEDUAL」の最大の魅力は、電気工事が不要で、LEDランプの交換のみで作業が完了する点にあります。これにより現場での作業負担が大幅に軽減されます。

そしてもう一つの重要なポイントは、その品質の高さです。他社の工事不要LED製品と比較した際、価格は安くても点灯しないケースがありました。工場内の照明交換は高所作業を伴い、手間がかかるため、一度で確実に点灯する信頼性が不可欠です。LEDUALは、全量検査によって色味や明るさのばらつきが排除されているため、工場や研究室など、細やかな視認性が求められる環境でも安心して使用できます。当社のお客様である官公庁の研究者・技術者の方々にも、自信を持って推奨できる製品です。


工場をLED化
高天井でも安心設置


3. 明るさがもたらす副産物とは~導入後の効果・変化~

株式会社えひめ飲料 様

LED化された工場
明るい照明により検品環境も改善

まずは廊下、休憩室、事務所といった共用スペースにLEDUALを設置しました。導入後は全体的に照度が向上し、特に工場棟の廊下では、空間全体が明るくなり雰囲気が見違えるほど良くなりました。その後、製造ラインにも導入したところ、以前に比べて格段に明るくなり、作業環境が大きく改善されました。特に抜き取り検品では効果が顕著で、製品の細部まで確認しやすくなったことで、これまでの検品環境は照度不足だったのかもしれないと気づかされました。さらに、機械自体も明るく照らされるようになったことで、機械の汚れにも気づきやすくなり、設備の衛生管理にも役立っています。

LEDUALは照明器具本体の交換工事が不要なため、LED導入にかかる経費を削減できました。また、蛍光灯よりも長寿命であることから、交換頻度が低減され、メンテナンスの手間とコスト削減にも繋がっています。価格改定があったものの、作業の効率性と製品の耐久性を考慮し、採用を継続しています。


アイリス株式会社 様

interview
アイリス株式会社 出竹様

2027年末までに水銀を含む蛍光ランプの製造・輸出入が全面的に禁止される「2027年の蛍光灯問題」は、水銀に関する水俣条約に基づくものであり、国内外の多くの施設に大きな影響を及ぼすと懸念されています。このような状況下において、「LEDUAL」は電気工事不要で手軽に導入できる上に、徹底した品質管理により高い信頼性も兼ね備えた画期的な製品です。コスト面、施工面、品質面のすべてにおいて優れた対策となることは間違いなく、社内環境整備の一環として大いに貢献できるものと確信しております。



4. 2027年問題も安心!LEDUALで蛍光灯から簡単LED移行、作業環境も劇的改善

株式会社えひめ飲料 様

LEDUALは、照明器具本体の交換が不要で、ランプ自体も簡単に交換できるため、非常におすすめです。弊社の場合、蛍光灯を使用していた頃よりも明るくなり、作業場の見た目も明るく、より良い雰囲気になったと実感しています。

また、交換するランプの数にもよりますが、器具一式を交換する場合と比較して、産業廃棄物処理費用のコストを抑えられる点も大きなメリットです。既存の使えるものを活用することで、サステナブルな取り組みにも貢献できたと考えています。



休憩室も廊下も空間全体が明るい雰囲気になりました




5. お客様の「困った」を「明るい未来」へ!
LEDUAL

「冷えルーフ」のご提案から始まったえひめ飲料様とのご縁は、当初見送りとなりました。

しかし、「お客様の困りごとを解決したい」という共通の思いが、アイリス株式会社様との連携を通じて工場照明のLED化という形で実を結びました。今回のLEDUAL導入は、作業効率や品質管理の向上、衛生状態の改善、コスト削減など、多岐にわたるメリットをもたらし、えひめ飲料様の工場運営に大きな好影響を与えています。


私たちは、単に製品を売るだけでなく、お客様の潜在的な課題を見つけ出し、多角的な視点から最適なソリューションを提案することを大切にしています。えひめ飲料様がLEDUALを継続してご使用くださっていることは、製品の確かな品質に加え、私たちの「諦めない提案力」とお客様に寄り添う姿勢が信頼に繋がった証だと感じています。


2027年末の蛍光ランプ製造・輸出入廃止が迫り、LED化は多くの企業にとって喫緊の課題です。照明の更新をご検討中の企業様は、ぜひ一度当社にご相談ください。桜井はこれからも、お客様の「明るい未来」を共に創るパートナーとして尽力してまいります。



6. 企業紹介

株式会社えひめ飲料 様

「ポンジュース」でおなじみの株式会社えひめ飲料様は、1948年に前身である愛媛県青果販売農業協同組合連合会として発足、2003年にえひめ飲料を設立(平成15年の会社設立)し、愛媛の豊かな柑橘資源を活かし、「安全・安心で魅力ある商品」を全国にお届けされています。長年にわたり培われてきた伝統と、常に消費者の皆様に寄り添う姿勢が、同社の高品質な製品を生み出し続けています。


茨城工場:関東の需要を支える、えひめ飲料様の重要拠点

株式会社えひめ飲料様の茨城工場は、関東圏のお客様への安定供給を担う戦略的拠点として、1992年に茨城県常陸太田市に開設されました。久慈川水系の豊かな水を活用し、ポンジュースをはじめとするさまざまな製品を24時間体制で製造・出荷されています。紙容器や小型ペットボトルに対応した最新鋭の充填ラインを備え、効率的な生産体制と迅速な物流で、北関東エリアにおける同社の事業を力強く支えています。




アイリス株式会社 様

2007年に茨城県ひたちなか市で設立されました。露点計や酸素濃度計、放射線測定器などの計測機器の販売や、お客様に合わせたシステムの設計・製作を手がけている会社です。

ただ機器を売るだけでなく、使う現場や目的に合わせて最適なソリューションを一緒に考え、提案・設計まで行うところが特徴です。特に、原子力関連施設や官公庁などのお客様を中心にサービスをご提供されており、そうしたお客様に安心してご利用いただけるよう、品質管理および情報セキュリティに関する国際規格である「ISO9001」および「ISO/IEC27001」の認証を取得されています。

現在、えひめ飲料様でご使用いただいているLEDUALはアイリス様よりご販売いただいております。


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執筆者紹介

郷戸 すみ恵(Goudo Sumie)

デジタル印刷機メーカーとの用紙検証や共同展示会のアテンドなどを数多く経験し、社内でもデジタル印刷および用紙に関する専門知識を有するメンバーの一人である。本格的なWebマーケティングやプロモーション活動は初めてであるが、やる気とアイデアでチャレンジ中。最近はキックボクシングで汗を流し、ストレスを発散している。

 
 
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