top of page

蛍光灯2027年問題に備える

  • 21h02m01
  • 9月29日
  • 読了時間: 3分

ー 今すぐ照明を見直すべき理由 ー



interviewトップ

目次



はじめに

2027年、私たちの身の回りから蛍光灯が消えるかもしれません。

これは、「蛍光灯2027年問題」と呼ばれ、2027年末までに水銀を含む蛍光灯の製造・輸出入が、国際条約(水俣条約)に基づき段階的に廃止されることに起因しています。

すでに国内メーカーの多くが蛍光灯の生産終了を発表しており、市場の在庫も徐々に減少しています。

この変化に対応するために、LEDへの早期切り替えが求められています。

では、なぜ2年も前の今から、LED化を進めるべきなのでしょうか。



今すぐLED化を進めるべき理由

1.蛍光灯の価格高騰と在庫不足

蛍光灯を最大90%値上げを実施しているメーカーもあるだけでなく、駆け込み需要も予想され、さらなる価格高騰・在庫不足となる可能性があります。(当社調べ)

また、2028年以降、新たな蛍光灯は製造されなくなるため、在庫品や中古品に頼ることになり、

その在庫が尽きれば蛍光灯照明の維持は難しくなります。突然の照明交換を強いられる前に、計画的なLED化を進めることが重要です。

LED照明は、従来の蛍光灯に比べて寿命が長く(約4〜5倍)、消費電力も約半分以下となり、早期導入をすれば大幅なコスト削減が期待できます。


工場をLED化

一般的な事務所(1日10時間点灯、20日稼働、電力単価20円/Kwh)の場合、10本導入すると「1,028円/月」「12,336円/年」の電気代削減になります。


コストシミュレーションも承っております。こちらのお問い合わせフォームよりご相談ください。


2.LED照明の価格上昇

原材料価格の上昇でLED照明の値上げが続いており、導入を遅らせるほどコストが増加するリスクがあります

また、「LEDへの切り替えには費用がかかる」という声もありますが、 国や自治体ではLED導入の補助金・助成金を用意している場合があります(工事不要タイプは対象外になる場合もあります)。 制度をうまく活用することで、導入費用を抑えながら、長期的なコストメリットを享受できます。


3.事業継続のための計画的移行

2027年が近づくにつれ、駆け込み需要の影響でLED工事のスケジュール調整が難しくなることが予想されます

特にオフィスや工場、店舗など、照明を多用する施設では、蛍光灯がなくなることで事業継続に支障をきたす可能性があります。 2027年を迎えて慌てるのではなく、今からLED化のスケジュールを立て、段階的に移行することが理想的です。



まとめ

蛍光灯2027年問題は、すべての企業や家庭に影響を与える重要な課題です。 「そのうち切り替えればいい」と思っていたら、いざという時に対応が間に合わないかもしれません。

今からLEDへ切り替えることで、単なるリスク回避にとどまらず、コスト削減や環境負荷低減にもつながるメリットもあります。


LED灯具は多くのメーカーから販売されており、当社でも取り扱っていますが、その中でもお薦めは蛍光灯形LEDの『LEDUAL』です。


LEDUALは現在お使いの蛍光灯を抜いてLEDUALに交換するだけです。 一般的には蛍光灯からLEDに変える場合は、灯具ごととなり、工事が必要となりますので、下記のような環境やお悩みをお持ち方に適しています。









執筆者紹介

葉山 和裕(Kazuhiro Hayama)

2005年入社。最近見聞きして、特に嬉しく感じたニュースは「花粉を出さない無花粉スギの苗大量生産」のニュース。

毎年1月下旬から花粉症対策を始めているのでスギ花粉は無くなって欲しい。

 
 
bottom of page