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「防錆」って何て読む?知っておくと知識になるサビ対策のコトバ

  • 執筆者の写真: sakurai-column
    sakurai-column
  • 7 日前
  • 読了時間: 3分
防錆って何て読む?知っておくと知識になるサビ対策のコトバ

皆さんは「防錆」という漢字をどのように読んでいますか?「ぼうせい」「ぼうしょう」「ぼうさび」など、統一されていない読み方に心配になる人もいるのではないでしょうか。

「防錆 読み方」と検索したことがある方も少なくないかと思います。

今回は、「防錆」の読み方や防錆に関するちょっとした疑問を解決していきます。


1. 「防錆」の読み方は?

結論からお伝えすると、「防錆」の一般的な読み方は「ぼうせい」と言えるでしょう。あくまで一般的な読み方であり、文字ではなく言葉で伝える場面であれば「ぼうさび」の方が意味を正しく伝えやすいですし、一般的ではありませんが「ぼうしょう」と読んでも差し支えありません。


防錆が含まれる言葉の例

・「気化性防錆剤」=「きかせいぼうせいざい

・「防錆対策」=「ぼうせいたいさく」/「ぼうさびたいさく


「錆」という漢字を使用する場面は少なく、一般的に販売されている防錆対策製品の多くは「サビ」や「防サビ」と表現されている傾向にあります。



2. そもそも「防錆」ってどういう意味?

防錆とは、「錆を防ぐ」と書くように、金属製品に発生するサビを未然に防ぐための技術のことを指します。一部のさびにくいとされる金や白金(プラチナ)などの「貴金属」と呼ばれる金属も存在しますが、ほとんどの金属でサビが発生しうるため、サビの原因となる「水分」や「腐食性ガス」に触れないよう表面処理(コーティング)をして対策を行います。

金属に錆が発生する原因


3. 防錆対策の種類って何があるの?

防錆対策は、主に5種類ほど存在します。


いずれも材質や使用方法、防錆原理は異なりますが、「水分」や「腐食性ガス」を対象物に対して近づけさせない点では同じものとなります。

防錆原理については「防錆効果が薄れてしまう原理【防錆担当者必見!】」にて説明を行っておりますので、ぜひこちらをご覧ください。



4. おわりに

いかがだったでしょうか。

業界では当たり前の言葉だけど、実は「防錆」の読み方に不安を持っているという方、検索したことがあるという方のために、当記事を用意してみました。

今回ご紹介した3つの読み方「ぼうせい」「ぼうさび」「ぼうしょう」は、どれも間違った読み方ではありません(「ぼうしょう」は予測変換などに出にくいですが)。

当記事で不安を払拭できていれば幸いです。


当社では、防錆油一切不要で防錆保管ができる防錆フィルム「インターセプトテクノロジー」を取り扱っております。

企業として防錆対策にお困りの際は、ぜひ特設ページをご覧ください。



執筆者紹介

第三営業部 開拓・開発グループ

防錆フィルム「インターセプトテクノロジー」販売の中核部門として活動。防錆管理士が在籍。2023年7月にインターセプトテクノロジージャパン㈱より事業譲渡を受け、日本総代理店として米国EMI社とパートナー契約を締結。現在、国内はもとよりアジア各国へ販売展開中。

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